屏風

屏風

屏風

屏風の見本

屏風は、六曲屏風・二曲屏風に大きく分かれます。
  • 本間六曲屏風(ほんけんろっきょくびょうぶ)

    来客の際に、建て込んだ襖の目隠しとして用いられます。 地方により大きさは異なりますが、丈寸法は鴨居下まで、平らに広げたときの横幅は畳二帖分の長さになります。

  • 本間二曲屏風(ほんけんにきょくびょうぶ)

    全開すると概ね正方形になったものを言います。二曲に屈折し独立して立つので、開き方もまちまちで幅の規定も細かく決まりはありません。

  • 利休屏風

    広げた時に丈の一割ほど低い5 尺角の寸法のものを言います。玄関で衝立の代わりに目隠しとして、来客がある時に台所への通りを隔てるために用います。

  • 風呂先屏風

    茶室に用いる屏風で、丈は低く風を防いだり灰が室内に飛び散らないようにする役割があります。

屏風は、仕上がってしまうと隠れてわからなくなりますが、下地が組子か代用品でできているか、縁の素材や塗り、建具への打ち込み方、紙の張り込みの回数、和紙のランクなどで価格のご提案が変わります。十分打ち合わせの時間を取らせていただきます。

修理について

○屏風本体の修理は紙蝶番が傷んでいるかいないか、建具が歪んでいるかいないか、で大きく異なります。
○蝶番が切れていたり骨組みが歪んでいたりすると、作業時間に大きく左右します。ご了承ください。
○屏風の仕立ては下貼の回数を本格的にすると、7~8 重に和紙を重ねることで丈夫になります。
○屏風で一番強度の必要な紙蝶番は、最も強い和紙を使用致します。

修繕事例

PAGE TOP